マイクロチップとMRI検査

 MRI検査後のマイクロチップの機能についての文献によると、MRI検査はマイクロチップの機能と干渉しないとのことでした。

 MRI検査は磁気や電波を使うため、時計などの金属類、キャッシュカードやクレジットカードなどの磁気カードは故障したりすることがあります。しかし、マイクロチップのはいっている犬や猫をMRI検査しても問題はなさそうです。

 マイクロチップは、動物の皮下に埋め込むもので、専用の読み取り機を使って個体を識別する事ができ、首輪や鑑札のように取れてしまうことはありません。東京都でのマイクロチップの普及率は8%ぐらいですが、海外に犬や猫を連れて行く場合は、マイクロチップの埋め込みが義務になっている国が多いようです。

 

参考文献

Journal of the American Veterinary Medical Association

March 1, 2012, Vol. 240, No. 5, Pages 577-579